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■仕様■
セット構成:本体、ノーズピース1個、携帯用ポーチ
材質:本体(ABS樹脂 滅菌不可) ノーズピース(TPV樹脂 滅菌不可)
寸法:53mm(W)×113mm(H)×32mm(L)
重量:約125g(電池含む)
電源:単4アルカリ電池×4本
クラス分類:一般医療機器/クラス1
届出番号 :13B2X00180000074
製造業者 :サミットメディカル社(米国)

■イアーポッパー■
滲出性中耳炎の治療や耳管機能障害の予防のために、
開発された自己耳管通気装置です。

■イアーポッパーによる自己耳管通気治療とは?■
飛行機搭乗時や高速のエレベーターの中で、
耳が詰まったような不快感や痛みを感じたことはありませんか?

これは、飛行機やエレベーターが上昇や下降をする際に起こる気圧の変化が原因で起こります。
外の気圧が変化した際に、耳管(中耳と鼻の奥とをつなぐ管)が閉じていると、
中耳内の気圧のバランスが崩れて鼓膜に圧迫を与え、耳が詰まったような不快感や痛みが生じます。
この症状を緩和しないと、鼓膜の圧迫による聴力の低下に加え、さらに深刻な問題を引き起こす可能性があります。
イアーポッパーは、鼻腔から耳管に空気を送って耳管を開き、
中耳内の気圧のバランスを調整して不快な症状を解消します。

耳管は、何かを飲み込む時やあくびをする時に開きます。
耳管が正常に機能している時には、中耳内の換気が行われ、中耳内の気圧のバランスが良好に保たれますが、
正常に機能しなくなると、中耳が閉じて鼓室内の気圧のバランスが崩れ、鼓膜に不快な圧迫を与え、
耳が塞がったような感じになります。
また、滲出液が適切に排出されずに、鼓室に溜まっていきます。中耳部分が湿っていて耳圧が不安定な時に、風邪を引いたりアレルギーを発症したりすると、感染を起こす確立が非常に高くなります。

イアーポッパーによる治療の有効性は、数多くの臨床研究で証明されており、
その文献は耳鼻咽喉科の専門誌にも掲載されています。

■イアーポッパー治療の対象症状について■
耳管機能不全
滲出液が溜まっている中耳炎(滲出性中耳炎)

■推奨治療ガイドライン■
1.耳管機能不全と航空中耳炎の治療
イアーポッパーの使用で中耳の陰圧が緩和できることは、臨床試験で証明されています[2]。
イアーポッパーは必要に応じて使用しますが、多くの場合、たった1度の使用で効果が確実に現れます。
耳管機能不全では、空気の流れが不十分なために中耳に陰圧が発生し、
航空中耳炎を発症してしまうこともあります。
航空中耳炎は急激な高度変化(飛行、ダイビング、登山などによる)に起因する中耳の陰圧により起きる炎症です。
※[2]「成人における耳管障害の管理における改良ポリツェル器具の有効性」
米国聴能学アカデミージャーナル10:496-501(1999年)

2.滲出液が溜まっている中耳炎(滲出性中耳炎)
滲出性中耳炎を治療するには、イアーポッパーによる治療を1日2回行います。
朝夕に1回ずつ、7~11週間、継続して使用します。研究グループによる臨床試験では、
週間の治療後に患者の74%、11週間後に85%の聴覚が正常に回復した[1]。
長期使用による禁忌症はありません。
※[1]「小児の滲出性中耳炎と関連する難聴の家庭での非外科的治療。
パートI :臨床試験 ENTジャーナル2005年9月。
パートII:臨床試験 追跡報告」ENTジャーナル2005年10月)